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2025/07/12 12:57

みなさまこんにちは。
KUHONJI GENERAL STORE(9GS)スタッフの坂井です。

いざ、夏本番!
一層色濃くなったように感じる草木の緑や空の青さに心惹かれつつ、
少々張り切りすぎなくらい太陽がじりじりと本気を出しておられますね.....
連日のうだるような暑さにやられて溶けてしまいそう。

この季節を、〝愉しく〟〝美味しく〟乗り越えるために!
当ショップでは7月の催しとして『波佐見焼のカレー皿フェア』を開催◎
テーマを 波佐見焼のうつわ と限定して、9GSセレクトでお届け致しますよ。
今回お取り扱いさせて頂くのは、波佐見焼ブランド zen to さん。
[開催期間]2025年7月19日 (土) 〜 ⚠︎無くなり次第終了。
※数に限りがございます。人気企画の為、早めのご来店をお勧めいたします。

波佐見焼は、日本有数の陶磁器の産地として知られる長崎県波佐見町で
400年以上前から受け継がれる伝統的な技術と精神でつくり続けられています。

株式会社 中善と陶磁器デザイナーの阿部薫太郎さんが共同で立ち上げたブランドで、
肥前 と 中善 に含まれる〝前〟と〝善〟という同じ音でありそれぞれポジティブな意味を持つ二文字。
そして〝ぜんと〟がもたらす言葉の響きから、「zen to」と名付けられているそう。

各分野で活躍するスペシャリストが培った知恵と、日々継承される技術を融合し、
産地の発展や新たな創造を目指し続けるなかで生み出されるプロダクトには、魅力がたっぷり。
天草陶石を原料に、白磁の美しさと呉須(藍色)で描かれる染付が特徴です。
zen toさんでは、波佐見焼のうつくしさを次世代へ繋ぐべく
〝多様な嗜好に応える、多彩な個性〟をコンセプトに
さまざまなクリエイターの方々とのコラボレーションを通じて、
機能性とデザイン性に富んだ陶磁器を多数生み出していらっしゃいます。

それでは早速、フェアに並ぶカレー皿たちをご紹介。
それぞれちがう魅力が詰まった素敵な作品ばかり。是非、最後までご覧くださいませ!


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◼︎阿部薫太郎 カレー皿 / 『dairy spice plate(blue)』
zen toのブランドディレクターとしても先程お名前を挙げさせていただいた、
岩手県花巻市ご出身で現在は長崎県波佐見市を拠点に
日々の暮らしのなかで豊かさを感じられるうつわづくりに注力なさっている
陶磁器デザイナー・エンジニアの阿部薫太郎さんが手掛けるこちら。
阿部さんが移動式屋台を訪れた際、
多くの料理で賑わいお皿がひしめき合った狭いカウンター上で、
縦にも横にもきれいに収まったお皿に感動したことがあったそう。

家の食器棚でも同じ、というきっかけから生まれたひとさら。
「カレー皿」から連想される、〝楕円〟 そして〝ボウル〟という形状。
すくう時に奥にも手前にも角度がありスプーンが馴染む。
並んでいても積み重なっていても美しい。
お忙しい方やミニマリストの方にこそ常に食卓の前線でご活用していただきたい!
〝波佐見らしいカレー皿を極めた結果〟として強く納得したくなるうつわです。

その印象的な絵柄は、民藝に用いられてきた釉薬を使っており、
職人さんの手によって丁寧に一枚ずつ描かれています。
奥ゆかしさに見え隠れする凛々しさと、気品漂う佇まいが
お食事のひとときをぐっと引き締めてくれるはず。
PRICE:¥2,420-.(tax in)
SIZE:w220×d190×h60mm
※電子レンジ・食洗機⇨使用可能/直火・オーブン・IH⇨不可

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◼︎寺山紀彦 カレー皿 / 『kohan』
お次は、デザイナー・美術作家の寺山紀彦さんが手掛けるこちら。
栃木県ご出身で、曽祖父は日光 金谷ホテルの総料理長、
祖父は日光等東照宮の修復師、父は建築設計士...というものづくり一家のもとで育ったそう。
制約を感じない、既存の枠を超えたプロダクトには心が踊るように惹かれます。
〝ご飯山〟の麓にある〝ルー湖〟。
まるでランドスケープのように
カレールーとご飯を分けられる構造のプレート。
盛り付け時点で混ざってしまう あの部分 が生まれません。
このうつわの名前、「kohan」です。湖畔.....なんて粋なのでしょう
麓でご飯をすくったら、お好きなタイミングで
スプーンをなだらかに滑らせ、カレーの湖へくぐらせる。
食べ進めていくにつれて移ろいゆく景観。ぜひ、お愉しみあれ。
カレーのみならず、何かを浸していただきたいお料理にお薦め。
例えば......お肉やお魚のソテー、新鮮なお野菜、
フリットなどの揚げ物 〝+〟 具がごろごろ入った美味しいソース。とか。
別の小鉢に分けて用意しなくても、ワンプレートで完結しちゃうのです
どう使おう?なに食べよう?空想するだけでわくわくしてくるひとさらです。

PRICE:¥5,280-.(tax in)
SIZE:φ240×h35mm
※電子レンジ・食洗機⇨使用可能/直火・オーブン・IH⇨不可

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◼︎ユザーン カレー皿/『仕切りが取れるカレー皿』
2枚の画像を見比べてお気付きになられた方もいらっしゃることでしょう。
そう、この潔いほどストレートな名前の通り。最大の特徴は〝仕切りが取れる〟ということ!
こちらは、インドの打楽器「タブラ」の奏者であるミュージシャンのユザーンさんが手掛けたもの。
また彼はカレーに関する造詣が深いことでも知られており、日々、音楽とカレーを追求している人物です。
一食分をワンプレートに盛り付けられる、
仕切り付きのお皿をご愛用されている方も多いと思います。
洗い物も減って便利ですよね。
...だがしかし、その日のメニューによっておかずの品数は変わるし、
お料理の形態によって合う日合わない日がどうしても出てきてしまいます。

そんなモヤモヤがすっきり解決するお皿。それが、「仕切りが取れるカレー皿」!
磁器なので汁気が多いものだと完全な密封はできないのですが、
仕切りのうちのひとつを着脱式にしたことで、活用の幅がかなり増えます◎
そしてこの目に鮮やかな澄んだブルーのお色味は、
ユザーンさんが常々提唱している〝カレーとブルー系のお皿は相性が良い〟という理論から。
ひとくち頬張る毎に増えていくブルーの面積が、視覚をも愉しませてくれそうですね。
PRICE:¥3,960-.(tax in)
SIZE:φ270×h24mm
※電子レンジ・食洗機⇨使用可能/直火・オーブン・IH⇨不可

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◼︎吉田愛 カレー皿/『plate 245』
空間プロデュースやスタイリングだけでなく、
飲食部門のプロデュース兼経営、ゲストハウスのディレクションも務めるなど
建築を軸に分野を横断しながら活動を行う建築家・デザイナーの吉田愛さん。

そんな彼女が
「見る、触る、盛り付ける、食べる、収納する」といった
一枚のお皿にまつわる様々なシーンにおいて〝用の美〟を感じる、
どんなお料理にも合い日常に豊かな表情を与えるお皿 として手掛けたこちら。
ひとたびカレーを盛り付ければ
〝美しい風景〟を生み出し
機能がデザインとなるニュースタンダードな形。

鉄粉入磁土のマットな質感を残した底面と
釉薬を残した滑らかな質感とのコントラストが綺麗です。
ソリッドな外側に対しスプーンの形に沿う曲率を内側の柔らかな曲線。
自然な重なり具合が生まれるテーパーの角度により、
スタッキングされたお皿自体が
キッチンを美しく彩る要素になるよう設計されています。

数年前に設計事務所内にキッチンを設け
「社食堂」という食堂を始められた吉田さん。
お店の看板メニューとなるオリジナルカレーを考え始めてから、
様式に捉われることなく、無限の組み合わせで進化する
〝カレーという小宇宙〟に魅せられていったそう。
細部までこだわり抜いて導かれた答えとして大きく頷けるような風格を感じます。
当ショップで今回お取り扱いするのは、GrayとWhiteの2色です。

PRICE:¥3,960-.(tax in)
SIZE:φ245×h32mm
※電子レンジ・食洗機⇨使用可能/直火・オーブン・IH⇨不可


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◼︎五十嵐可菜/『餃子皿』
ここからは少し番外編です。
zen toさんによる新製品、〝餃子皿〟をご紹介します。

1991年北海道生まれ。
京都造形芸術大学在学時に偶然受けた精進料理の授業で、
恩師の「料理はいちばん儚い芸術」という言葉に心打たれたこと、
四川料理駱駝にてアルバイトをしたこと、をきっかけに
料理の道を志されたという五十嵐可菜さん。

また、2021年からは、
永福町に「中華可菜飯店」という自身のお店をオープンされています。

肩の力を抜いて楽しめる
〝健全でヘルシーな中国料理〟を届けることをモットーに、
日々飛躍を遂げる彼女がデザインしたもの、それがこちらの餃子皿です。
お店でもご自宅でも、普段から高台付きのお皿ラバーだという五十嵐さん。
しかし、一点ものが多かったり、なにを盛るかハードルも上がってしまったり.....

そんな中で掲げられたテーマのひとつ⇨〝料理に寄り添ってくれる高台付きのお皿〟!
形は、理想的な曲線について何度も議論を重ねながら、
町中華でよく餃子が盛られているあの楕円形の愛おしいフォルムをイメージ。

こんがりきつね色がついた焼き餃子を乗せた瞬間を
脳内へ浮かべるだけで幸せな気持ちになれます...勿論、ビールもご一緒に。
当ショップでは Ivory のお色をお取り扱いさせていただきます。
柔和な印象をもたらす優しいうつわが、どんな日でも優しく包み込んでくれそうです。
おかずのみならず、カヌレなどの焼き菓子を
ちょこんと並ばせてもとびきりキュートですよ。

PRICE:¥2,970-.(tax in)
SIZE:φ245×d145×h40mm
※電子レンジ・食洗機⇨使用可能/直火・オーブン・IH⇨不可

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◼︎吉田愛/『plate 160』
先ほどご紹介した吉田愛さんのカレー皿「plate 245」の
小さいバージョン、「plate 160」も Ice Gray と Whiteの2色展開でお取り扱いします 。
並べるとこんな感じ。(左から、「plate 245」「plate 160」)
スタッキング時の機能美にこだわり、
複数枚積み重ねても収納し易いよう角度や厚みが調節されています。
一品料理やデザートなどなど、
あらゆるものに適したサイズと深さ。大活躍間違いなしです。
PRICE:¥1,980-.(tax in)
SIZE:φ160×h20mm
※電子レンジ・食洗機⇨使用可能/直火・オーブン・IH⇨不可

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他にも、以前から当ショップでお取り扱いしている
◼︎P.F.S./GREEN BANDシリーズ『OVAL PLATE』
◼︎デザインショップ oh /『あのオーバルプレート』⇩
⬆︎これらも〝食卓を鮮やかに彩るカレー皿〟特集として
KUHONJI GENERAL STORE店内ではご紹介させていただきます!

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これから更に暑さが厳しくなってまいりますので、
どうかくれぐれもお身体ご自愛くださいませ。
みなさまのご来店、心よりお待ちしております。